あなたはもっている?看護師の適性チェック

看護師に人気の診療科を知って転職の計画を立てる

看護師の仕事に必要な適性を知ろう!

年代別に人気のある診療科を参考にプランを計画

年代別に人気のある診療科を参考にプランを計画

世の中には様々な仕事、職種がありますが、看護師は転職率が高い職業です。なぜ転職する方が多いのでしょうか?そこには自分の年齢にあった職場、または基本技術を学びさらに専門職へ進める環境があるからです。また、転職をするにしても復職をするにしても別業種ではなく看護師から離れないのは、国家資格ですから長く続けたい、資格を活かしたいという方が多いのです。

二十代の転職先

一般内科、外科、整形外科、産科、小児科が人気があります。二十代ですので新卒もしくは第二新卒の方が多いです。この全ての診療科に共通する点は、基礎が身につき幅広く学ぶことが出来る点です。そしてそこから自分に合った専門分野に行くことが出来ます。また、大学病院を選ばれる方もいます。大学病院は看護師に対する教育体制が充実していますのでスキルアップが期待出来ます。
しかし利点ばかりではありません。欠点としては体力的に辛く、急な呼び出しや残業や夜勤もありますので若い時に経験をしておくのが望ましいと思う方が多いようです。

三十代の転職先

外来、クリニック、透析科が人気があり、この診療科に共通する点は夜勤がないことと容態が急変することが少ないといった点があります。この世代は子育てもありますから仕事と家庭の両立をするために夜勤や急な呼び出しが少ない診療科を選ばれる方が多いようです。また、産業看護師や学校看護師なども人気のある転職先です。具体的な働く場所は医務室や保健室、健康管理室などがあります。
これらの仕事は一般的な看護師の仕事とは異なり事務仕事が多いですが、臨床の現場で経験を積まれた方を求めていますので今までの経験を無駄にすることなく働くことが出来ます。土日が休みで定時出勤、定時退社が可能なので家庭との両立がさらにしやすくなりますね。

四十代~六十代の転職先

訪問看護師、リハビリテーションセンター、療養型病棟が人気があります。当然ですが看護のスキルがなくては務まらない職種ばかりです。このような診療科が選ばれる理由は夜勤や残業は年齢的に辛い、家庭も大事にしたいなどがあります。逆に一般内科や外科、救急などのハードワークを選ばれる方もいます。
理由は様々ありますが、年齢的にバリバリ働けるチャンス、子育てが一段落して仕事に集中することが出来るようになった、クリニックなどでしか働いてこなかったので大きな総合病院で働いてみたかったという理由があげられます。少数ではありますが、経験を積んだ看護師が管理職として転職するのもこの年代から始まります。例としては新しい病院の看護師長として転職するなどがあります。