あなたはもっている?看護師の適性チェック

看護師の転職は時期も大切

看護師の仕事に必要な適性を知ろう!

希望の配属先に就くためのポイントは時期

希望の配属先に就くためのポイントは時期

働きたい診療科が明確で現在の病院には希望する診療科がないなどの理由で転職を希望する時に、必ずしも自分の配属希望が通る訳ではありません。人材が充足していれば配属される確率は低くなります。希望の診療科に配属されるためには時期が大切になります。

配属希望が通る確率

新卒の頃はどこで働くか、どの分野に進みたいかより、看護師として働くことで精一杯で、どのような分野、診療科で働きたいのかは明確ではないことが多いです。ですが数年勤務し経験を積んでくると働きたい診療科や、さらに新しい看護技術を学びたいと考える方が出て来ます。
今現在、看護師の配属希望がどれくらい通っているのか調査した結果、56%の看護師の方の配属希望が通っているそうです。この数字を多いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、半分以上の看護師が希望した診療科で働いていることになります。

人事異動の時が転職の好機

一般企業と同じく病院でも人事異動は行われています。転職活動をするなら人事異動決定の少し前が理想です。もしかすると希望する診療科に配属されるかも知れません。人事異動の時期を言うと4月の年度替わりや9、10月と12月が多いシーズンです。病院の方針にもよりますから事前に情報収集をして、人事異動の辞令がいつ出されているのか調べておくのが良いですね。
注意点としては、新人看護師を多く採用する病院です。そのような病院は新人看護師の指導が出来るベテランの看護師を優先的に割り当てることが多く、その病院にあまり詳しくない中途採用者は配属しない可能性があるからです。その点は注意が必要です。

配属希望を加味してくれるのか

転職活動の時期が決まったら、次は配属希望を加味してもらえるのかが大切です。せっかく良い時期に転職することが出来ても希望を受け付けない病院では全く意味がありません。「配属希望考慮」など求人広告や求人票に記載のあるものがあります。その文言が記載されているか、また、どの程度考慮してもらえるのかを面接時などに相談しておくと良いでしょう。

病院側の方針も考える

病院側の教育体制が整っているか、人事異動は多いのかなども考えましょう。病院の方針を踏まえて転職先を決めた方が、希望する診療科に配置される可能性が高まります。診療科新設などの時期を狙うのも良いでしょう。新設される場合、急にということはありません。必ず数年前から計画は発表されますから、その時期を狙うと希望が通るかも知れません。経験者が優遇される場合もありますので、転職コンサルタントに相談をすることや病院側の採用情報などを必ずチェックしましょう。多くの診療科に幅広く務めたことが評価される場合もあれば、同じ専門分野だけに努めた方が評価される場合もあります。自分のキャリアプランを明確にして転職コンサルタントに相談すると無駄なくスキルアップに繋がると思います。