ハードな仕事に耐えうる体力と精神力
ハードな仕事である看護師の仕事には体力が必要です。基本的には立ち仕事でありますし、走ることや運ぶことなど動くことが多く大変です。高齢化が進んでいますので寝たきりの患者さんも増えていて、介護施設だけではなく通常の病棟でも体位交換やストレッチャーへの移動、車椅子への移動、排泄に入浴の介助などの仕事が増えています。
看護師の仕事は体力が重要
患者さんは動くので、同じ重量の荷物よりも重たく感じます。小さなクリニックなどは別ですが、大きな病院はスペースも広く動き回る範囲も広範囲になりますので大変です。ただでさえ忙しい業務の中で救急患者が入ればさらに走り回ることもあり、身体はもうクタクタになります。そういう面から考えても、業務を円滑に進めて行くためには体力が重要です。普段から運動をして体力維持をする努力も必要でしょう。
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精神力も必要
看護師の仕事には精神面の強さも必要です。看護師は患者さんと直接接する仕事ですから責任は重大です。業務の中で集中力を欠くことは人の命に関わります。医療ミスなどあってはいけません。夜勤では患者さんの容態の急変や、救急患者の来院があると休むことも出来ずに夜通し働かなければならないことも頻繁に起こります。手術の時はたった数秒の気の緩みが事故になりかねません。患者さんの前では常に明るく振る舞うことも大切です。しかしそこは人間ですから毎日万全という訳にはいきません。それでも明るく、笑顔で振る舞うことが必要ですから、精神力はかなり必要です。
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医療チームの一角を担う
看護師の仕事はチームプレーですから、周りに気配りをすることが必要です。患者さんに対しても同様のことが言えます。上司からの指示には素早く反応して対応しなければなりませんし、後輩に指示を出すこともしなくてはなりません。医師への報告は正確さが求められます。指示を聞き漏らすことなく理解することが求められますので集中力の維持が必要です。集中力を維持することはストレスにもなりますので、気分転換を上手に取り入れてストレスを解消することが大切です。
体調管理について
看護師の仕事は交代制ですから、円滑な業務を行うにはローテーションを崩さないことが大切です。病気や怪我をしないよう心掛けることが必要ですね。日頃から食事(栄養のとり方)や睡眠などの自己管理出来なければすぐ体調不良になってしまいます。忙しいからと言って食事を抜いたり偏った食事をとる、ついつい夜更かしして睡眠不足になる、このようなことが続けば体調はすぐに崩れてしまいます。体調管理をしっかりして常に健康であってこそ看護師の仕事は成り立つのだと肝に銘じましょう。